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HARRY WINSTONハリーウィンストン

ハリーウィンストン
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ハリーウィンストン
■幼少期から培われた確かな審美眼
ハリー・ウィンストン(Harry Winston)は、「ティファニー」「カルティエ」「ブルガリ」「ヴァンクリーフ&アーペル」に並ぶ5大ジュエラーのひとつです。
創業は1932年と5大ジュエリーの中でも最も浅いのにもかかわらず、「キング・オブ・ダイヤモンド」と称され、特にダイヤモンドジュエリーの分野で人気を博しています。

ハリーウィンストンの誕生は1896年。ウエストサイドで父親が小さな宝石店を営んでいたことから、小さいころから宝石に触れて育ちました。
そこで養われた審美眼で、12歳の頃には質屋で売られていたガラスをエメラルドだと見抜き、25セントで購入したそれを800ドルで販売した、という逸話も残っています。
1920年、ハリーウィンストンが24歳の時、ニューヨークに「プレミアムダイヤモンド社」をたった一人で設立しました。
その時代に貴重なダイヤモンドや人脈、培ったノウハウが、のちのハリーウィンストン社創業に大いに役立ったのです。
ジュエリー市場で高い評価を築き上げ、自身の名前を冠した「ハリー・ウィンストン」を設立したのは1932年。次々と世界最大級のダイヤモンドを手に入れ、その名は知れ渡ってゆきます。
■ハリー・ウィンストンを代表するコレクションの数々
ハリー・ウィンストンは「ヨンカー」「ホープ」「ポルチュギーズ」「オッペンハイマー」といった、世界最大クラスの名だたるダイヤモンドを所有していたことでも知られています。 それらのほとんどは博物館などに寄贈されていますが、高価で高品質な宝石を手に入れる事で、名実ともにトップクラスのジュエリーブランドへと成長してゆきました。

1940年代には、当時業界で話題のアーティストであったネヴドン・クムルヤン率いるデザインチームによってのちのハリー・ウィンストンの象徴ともなるデザイン「ウィンストン・クラスター」のモチーフを完成させました。さまざまな角度にセッティングされ たストーンは、あらゆる方向から光を取り込み、美しい輝きを放ちます。
その他にもブランドロゴをメインのデザインとして置いた「HWロゴ」、創始者が5番街に構えたサロンのゲートに配したロゼットがモチーフとなっている「ウィンストン・ゲート」、ペアシェイプ(洋梨形)ダイヤモンドを再解釈し、優美なラインを構築した「ループ」、2010年に発表され、ハリー・ウィンストンの代表的なコレクションとなった、満開の百合の花を連想させる「リリークラスター」など、確かな技術と伝統を受け継ぎながら、ハリー・ウィンストンを代表するコレクションの数々は現在でも多くの人々に愛されています。
■ジュエリーウォッチの先駆者
1978年に創業者のハリーウィンストンが他界すると、2人の息子が会社を受け継ぎましたが、10年に渡り経営権を巡り争いが繰り広げられましたが、結果的に兄のロナウドが経営権を引き継ぎました。

1989年には時計業界に参入し、初めてのタイムピース・コレクションとなる「HW プルミエール」を発表しました。
高度なダイヤモンドのセッティング技術を取り入れたハリー・ウィンストンの時計は、当時としては珍しくジュエリー寄りのモデルとして話題となりました。その後2001年には独立と軽視のジャン・マルク・ヴィダレッシュとパートナーシップを締結、2007年には時計の聖地スイスに工場を設立するなど本格的に時計業界にも進出してゆきます。時計事業に参入してからの歴史は長くはありませんが、他に類を見ないラグジュアリーな時計の数々は永遠の輝きと美しさを追求する人々にとって、特別な存在となっています。