シャネル時計特集


2000年に登場したシャネルのアイコンウォッチ
これまでの時計といえば、ステンレスやイエローゴールド等の金属、または皮革素材のストラップが主流となっていました。しかし「J12」は高品質なセラミック素材を採用したことで、時計業界に新たな風を吹き込みました。2019年には「何も変えずに全てを変える」というコンセプトのもとモデルチェンジを行い、従来のモデルが持つ要素の70%~80%を刷新したと言われています。ムーブメントには自社開発ムーブメント、ケニッシ製のキャリバー12.1(またはキャリバー12.2)を搭載。最新のセラミック技術でより視認性や滑らかさにこだわったほか、裏蓋にはサファイアクリスタルを採用し、より一層洗練されたデザインとなりました。
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BLACK
2000年に登場した初代J12はCHANELを代表するカラーのブラック。創業当時、黒は喪に服す色としてファッション界ではタブーとされていましたが、CHANELは自身のコレクションに多数取り入れフォーマルでエレガントな色として印象付けました。「黒はすへての色に勝る」など黒にまつわる名言を多数生み出したシャネルにとって黒は特別な色です。
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WHITE
2003年、ブラックに続いて発売されたホワイトもCHANELを象徴するカラーです。白い時計は汚れやすいという懸念がありますが、高品質なセラミック素材を採用したため、汚れがつきにくいほか、紫外線に耐えられるように設計されています。傷に強く、何年経っても綺麗な光沢のホワイトを維持できるのはJ12であるホワイトの大きな魅力です。
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パラドックス
2020年の20周年となるメモリアルイヤーに発表されたモデル。パラドックスの意味は「逆説」や「背理」など言われます。そのとおりシャネルを象徴する対極のカラーであるホワイトとブラックを融合させたカラー。ココ・シャネルの名言で「黒はオールマイティ。白も同じ。この2色は絶対的な美しさの象徴。見事に完璧な調和」とあるように洗礼されたバランスとデザインと言えます。
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クロマティック
ブラック、ホワイトに続いて2011年に登場したクロマティック。写真などでは黒に近い色味に見えますが、実際には鏡のようなグレーでメタリック感があるのが魅力。また最大の特徴としてはチタン、セラミックを配合したコンポジット素材となっています。僅か5年間という短い期間での販売となり、大変貴重なモデルとなっています。


1987年にシャネルで初めて発表した腕時計
1987年にシャネルで初めて発表した腕時計が「プルミエール」。プルミエールとはフランス語で「第一」「最初の」という意味で女性の為にデザインされた腕時計しても当時注目を集めました。プルミエールの特徴である八角形のケースは上空から見たヴァンドーム広場の形にインスパイアされており、シャネルのアイコンでもある香水「シャネルN°5」のボトルストッパーも同じデザインにもなっています。またブレスレットは様々なバリエーションが存在します。J12の素材でもあるセラミック、チェーンバッグを彷彿とさせるレザーを編み込んだブレスレットなどシャネルらしさが詰まった腕時計とも言えます。誕生から35周年となった2022年には、メゾンの最新の技術によってより丈夫でモダンにアップデートされた商品が発売されたことでも話題になりました。

≪PICK UP BRACELET≫
レザーを編み込んだブレスレットが象徴的なプルミエールですが、その他にもチェーン、リボン、セラミック、ベルベットなど、個性的で魅力的なブレスレット展開があります。
セラミック

リボン

メタルチェーン

アイコニックチェーン

