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ティファニーTiffany & Co.

ティファニー
「ティファニー」は1837年、チャールズ・ルイス・ティファニーがニューヨークに創業した小さな文具・装飾品店から始まりました。高品質を追求する姿勢で瞬く間にアメリカを代表するジュエラーとなり、1886年には婚約指輪の定番となった「ティファニーセッティング」を発表。その後も「リターン トゥ ティファニー」や「バイ ザ ヤード」、「ティファニーT」、「ハードウェア」、「ロック」など、時代を超えて愛されるコレクションを次々と生み出してきました。普遍的なエレガンスと革新性を兼ね備えたティファニーのジュエリーは、愛や想いを形にする特別な存在として、今も世界中で選ばれ続けています。

ティファニーの商品一覧

商品点数82
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ランクA
【中古A品】  ティファニー フローラ   Pt950 元町本店
ティファニー
サイズ:7.5号
¥176,000(税込)
¥167,200(税込)
ランクB
【中古B品】  ティファニー ソリティア スタッド   Pt950 横浜関内店
ティファニー
¥189,200(税込)
¥179,740(税込)
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ティファニー(Tiffany & Co.)

■NY発、愛と夢の象徴 - ティファニーの起源と哲学

1837年、ニューヨークのブロードウェイにチャールズ・ルイス・ティファニーが開いたのは、ジュエリー店ではなく、小さな文具・装飾品店でした。それが、後に世界中の人々を魅了する「ティファニー」の始まりです。創業当初から彼は「最高品質のものを売る」という哲学を掲げ、アメリカの企業として初めて英国のスターリングシルバー(銀925)の基準を導入するなど、品質への徹底したこだわりを貫きました。この姿勢が、ティファニーを単なる小売店ではなく、真のラグジュアリーブランドとしての地位を確立する礎となりました。
 ティファニーの美意識は、時代を超えて「普遍的なエレガンス」と「革新的なデザイン」にあります。自然や建築物から着想を得た、流れるような有機的なフォルムや洗練されたシンプルなデザインは、流行に左右されることなく愛され続けています。特に、1886年に発表された「ティファニーセッティング」は、婚約指輪の歴史を大きく変える画期的なデザインでした。ダイヤモンドを6本の爪で支え、あらゆる方向から光を取り込むことで輝きを最大限に引き出すこのセッティングは、今も世界中の婚約指輪の定番となっています。これは、単なる装飾品ではなく、科学と芸術の融合を象徴するものです。
 そして、ティファニーの哲学はジュエリーだけでなく、手に取る瞬間の体験にも及びます。誰もが憧れる「ティファニーブルー」のボックスは、ただの箱ではありません。パウダーブルーの色彩、滑らかな手触り、丁寧に結ばれた白いリボン──開ける瞬間、控えめに輝くジュエリーが目に入り、心が高鳴る儀式のような体験が広がります。それは、愛や喜び、祝福の気持ちを五感で感じさせる、「魔法の瞬間」。この体験こそ、ティファニーが世界中の人々を魅了し続ける理由であり、ブランドのタイムレスな美意識の象徴です。

■アメリカンラグジュアリーの先駆者 - ティファニーの歴史を彩る革新

ティファニーは、創業からわずか10年後の1847年には、すでにスイスから輸入した時計を販売し始め、その翌年にはフランスの二月革命でヨーロッパの貴族から貴重な宝石を買い付け、アメリカで初めてダイヤモンドを販売しました。これは、当時のアメリカには宝石商がほとんどいなかったため、ティファニーが一気にアメリカを代表するジュエラーとして名を馳せるきっかけとなりました。さらに、値引きを一切しない「値札制度」を導入したことも、当時の商習慣を覆す大胆な決断でした。これにより、ティファニーは品質と価格の信頼性を確立し、瞬く間に上流社会の御用達ブランドとなりました。
1878年には、南アフリカのキンバリー鉱山で発見された287.42カラットの巨大なイエローダイヤモンドを買い付け、それを128.54カラットの「ティファニーダイヤモンド」へとカットしました。このダイヤモンドは、現在もニューヨーク本店の象徴として輝いています。小売業者がこれほど巨大な宝石を直接購入するのは前代未聞のことで、ティファニーの宝石に対する揺るぎない情熱と専門性を世界に知らしめました。
また、ティファニーは才能あるデザイナーを積極的に起用したことでも知られています。伝説的なデザイナー、ジャン・シュランバージェは、1956年からティファニーのデザイナーに就任し、動植物や幻想的なモチーフをダイヤモンドやカラーストーンで表現する、まるで芸術作品のようなジュエリーを生み出しました。また、1970年代にはエルサ・ペレッティがデザイナーとして加わり、彼女の「オープンハート」や「バイザヤード」といった、シンプルながらも彫刻的な美しさを追求したコレクションは、多くの女性の心を掴み、ティファニーの新たなアイコンとなりました。彼女の哲学は「すべての装飾を取り払った純粋な形」で、日常的にダイヤモンドを楽しむという新しい概念を提案しました。

■時を超えたアイコン - ティファニーの代表的コレクション

現代のティファニーは、その豊富な歴史と伝統に裏打ちされた、多様なコレクションで構成されています。それぞれのモデルに独自のストーリーが込められており、身につける人の個性を引き立てます。

ティファニー バイ ザ ヤード(Tiffany By The Yard)1970年代~
伝説のデザイナー、エルサ・ペレッティが手掛けたコレクションで、「ダイヤモンドをヤード(約91.44cm)単位で販売する」という画期的なコンセプトで誕生しました。繊細なチェーンにダイヤモンドが散りばめられた、シンプルで軽やかなデザインが特徴です。ダイヤモンドを日常的に気軽に楽しめるように、というペレッティの哲学が詰まったコレクションで、どんなファッションにも合わせやすく、贈り物としても人気が高いです。

リターン トゥ ティファニー(Return to Tiffany)1997年~
1969年に発売されたキーリングから着想を得て、1997年にコレクション化されたリターントゥティファニー。「もしこれを見つけたらティファニー本店に届けてください(PLEASE RETURN TO TIFFANY & CO. NEW YORK)」もともとは紛失したジュエリーや小物をティファニーに返してほしいという実用的な意味がありましたが、それをデザインとしてペンダントやブレスレット落とし込んだことで人気を博し、ブランドのアイコンとして長く愛されています。
ティファニー T(Tiffany T)2014年~
ブランドの頭文字である「T」をモチーフにした、モダンで都会的なコレクションです。直線的なデザインは、ニューヨークの建築物から着想を得ており、シャープで洗練された雰囲気が魅力です。特に、笑顔のように見える「Tスマイル」のペンダントや、重ね付けが楽しめる「Tワン」のリングは、普段使いにも最適で、多くのセレブやファッショニスタに愛されています。このコレクションは、フランチェスカ・アムフィテアトロフがデザインディレクターに就任して初めて手掛けたコレクションとしても知られており、ティファニーの新たな時代を象徴しています。

ティファニー ハードウェア(Tiffany HardWear)2017年~
NYのストリートカルチャーとインダストリアルな要素を融合させた、エッジの効いたコレクションです。ゲージリンクやボルト、チェーンといったモチーフを大胆に取り入れ、タフでありながらも洗練されたジュエリーに生まれ変わらせています。このコレクションは、特にジェンダーレスなファッションが好まれる現代において、男性からの支持も厚く、新しいラグジュアリーの形を提案しています。

ティファニー ロック(Tiffany Lock)2022年~
2022年に発表された、比較的新しいコレクションです。愛の絆を象徴する「南京錠」から着想を得ており、シンプルなデザインでありながら、力強いメッセージが込められています。バングルやリング、ペンダントなど、さまざまなアイテムが展開されており、大切な人とのペアジュエリーとしても選ばれています。

■ティファニーの革新と信頼の歩み - ブランド年表

1837年:ニューヨークに高級文房具・銀製品店として「ティファニー」を創業。
1845年:アメリカ初となるカタログ「ブルーブック」を刊行。遠方から商品を注文できる画期的な仕組みを導入し、ブランドの知名度を一気に広める。
1853年:チャールズ・ルイス・ティファニーが経営権を握り、社名を「ティファニー・アンド・カンパニー」に改称。
1878年:世界最大のファンシーイエローダイヤモンド「ティファニーダイヤモンド」を購入。
1886年:現代の婚約指輪のスタンダードとなる「ティファニーセッティング」を発表。
1902年:デザイナー、ルイス・コンフォート・ティファニーがアートディレクターに就任。
1940年:ニューヨーク五番街に現在の本店をオープン。
1961年:映画『ティファニーで朝食を』が公開。オードリー・ヘプバーン演じる主人公が五番街本店を訪れるシーンは名場面となり、ブランドの世界的知名度を飛躍的に高める。
1974年:伝説のデザイナー、エルサ・ペレッティが「オープンハート」を発表。
1980年:パロマ・ピカソがデザイナーとして参加。
2014年:アルフレッド・エスペネイド率いるデザインチームが「ティファニー T」を発表。
2017年:チェーンやパドロックをモチーフにした「ティファニー ハードウェア」を発表。
2021年:LVMHグループ傘下に入る。
2022年:「ティファニー ロック」を発表。

■「愛をカタチにする」という概念 - 唯一無二のブランド哲学

ティファニーのジュエリーは、単なる装飾品ではありません。「愛をカタチにする」という、深い哲学が込められています。チャールズ・ルイス・ティファニーが掲げた「最高品質」の追求は、ダイヤモンドやカラーストーン、そして地金に至るまで、徹底して受け継がれています。ティファニーの鑑定士たちは、世界中の宝石を厳選し、一つひとつのジュエリーに命を吹き込んでいます。
また、ティファニーのジュエリーは、そのデザインにブランドの歴史やアイコンを巧みに取り入れることで、一つひとつのモデルに特別なストーリーを与えています。これは、単なる流行に左右されない、永続的な価値を生み出すためのアプローチです。ジュエリーを身につける人の人生に寄り添い、特別な瞬間を彩る存在にすること。これこそが、ティファニーのジュエリー哲学の根幹をなすものです。
さらに、ティファニーは、持続可能な社会への貢献にも力を入れています。責任ある調達を徹底し、サプライチェーンの透明性を高めることで、倫理的にも環境的にも配慮したジュエリー製造を目指しています。これは、ただ美しいだけでなく、人々が安心して身につけられるジュエリーを提供するという、ティファニーのブランドとしての責任感を示しています。
ティファニーのジュエリーは、ただ身につけるものではなく、大切な想いを形にした特別な存在です。人生の節目や日常に寄り添い、その瞬間を輝かせるパートナーとして、今も人々に選ばれ続けています。
■ティファニー特集ページ
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