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ブレゲBREGUET

ブレゲ
時計の歴史を200年早めたと称される天才、アブラアン=ルイ・ブレゲによって1775年にパリで創設された「ブレゲ(Breguet)」。パテック フィリップらと並び「世界五大時計」の一角に数えられる、至高の老舗メゾンです。創業者ブレゲは、重力による誤差を克服する「トゥールビヨン」をはじめ、自動巻き機構、パーペチュアルカレンダーなど、現代の機械式時計に備わる機構の約7割を発明したと言われる「時計界のレオナルド・ダ・ヴィンチ」。その顧客名簿には王妃マリー・アントワネットや皇帝ナポレオンら歴史的名士が名を連ねます。

ブレゲの魅力は、伝統的な意匠と最先端技術の融合にあります。針の先端に穴が開いた「ブレゲ針」や精緻な「ギヨシェ彫り」など、一目でそれと分かる不変のデザインコードを継承。代表作には、フランス海軍御用達の歴史を汲むスポーティな「マリーン」、究極のドレスウォッチ「クラシック」、ムーブメントを露出させた前衛的な「トラディション」、そして海軍航空隊の系譜を継ぐ「タイプ XX」など、多彩なコレクションを誇ります。一生モノの資産としても価値が衰えないブレゲ。時を超えて愛される芸術的な輝きを、ぜひその手でご堪能ください。

ブレゲの商品一覧

商品点数7
ランクA
2026/05/14 入荷
【中古A品】  ブレゲ クラシック アールデコ  5967BA/11/9W6 イエローゴールド 銀座
ブレゲ
サイズ:ケース:約41mm
¥1,660,000(税込)
ランクA
2026/05/14 入荷
【中古A品】  ブレゲ コンプリケーション  5307PT/12/9V6 プラチナ 横浜関内店
ブレゲ
サイズ:ケース:約40mm(実寸)
¥7,980,000(税込)
ランクA
2026/05/11 入荷
【中古A品】  ブレゲ タイプXXI クロノグラフ  3817ST/X2/3ZU ステンレス 新宿歌舞伎町店
ブレゲ
サイズ:ケース:約42mm
¥1,580,000(税込)
ランクN
【新品】  ブレゲ タイプ20 クロノグラフ 2057  2057ST/92/SW0 ステンレス 銀座
ブレゲ
サイズ:ケース:約42mm(実寸)
¥2,500,000(税込)
ランクA
【中古A品】  ブレゲ アエロナバル 日本限定  3807ST/J2/SW9 ステンレス 銀座
ブレゲ
サイズ:ケース:約39mm(実寸)
¥1,340,000(税込)

ブレゲ(Breguet)

■時を超えて輝く至高の芸術 - 高級時計の歴史と五大ブランドの系譜

時計という道具が、単に時間を知るためのツールを超えて、持ち主のステータスや人類の知の結晶として扱われるようになるまでには、数世紀にわたる壮大な物語があります。「携帯する時計」の歴史は16世紀、ドイツの時計師によって作られた「ニュルンベルクの卵」と呼ばれる懐中時計から始まりました。当時の時計は精度も低く、貴族の装飾品としての側面が強かったのですが、航海技術の発展や社会の近代化に伴い、正確な時間は国家の命運を左右する重要な要素となりました。

19世紀に入ると、戦争や社会進出の影響により、ポケットから取り出す懐中時計は、手首に固定する「腕時計」へと大きな転換期を迎えます。そして現代、クォーツ(水晶振動子)式の普及やスマートウォッチの台頭を経てもなお、機械式時計は「一生モノの資産」として、また究極の工芸品として独自の進化を遂げました。

この長い歴史の中で、常に頂点に君臨し続ける「世界三大時計」と称されるメゾンがあります。
・パテック フィリップ(Patek Philippe)
・オーデマ ピゲ(Audemars Piguet)
・ヴァシュロン・コンスタンタン(Vacheron Constantin)

伝統と格式を極めたこれら三社に、ドイツ時計の至宝A.ランゲ&ゾーネ(A. Lange & Sohne)、さらに時計の歴史そのものを創り上げたブレゲ(Breguet)を加えた五つのメゾンは、現在「世界五大時計」として、時計愛好家の間で究極の到達点と見なされています。これら五つのメゾンは、単に高価であるだけでなく、時計製造における複雑機構の確立、芸術的な仕上げ、そして何世紀にもわたる伝統を途絶えさせることなく現代に伝えてきました。その中でも、今回スポットを当てるブレゲ(Breguet)は、時計の進化を200年早めたと言われる「時計界のレオナルド・ダ・ヴィンチ」を祖に持ち、現在の高級時計に備わっている技術の約7割を生み出したとも称される、まさに別格の存在です。

■時計界の天才が築いた金字塔 - ブレゲ(Breguet)の壮大なる歴史

ブレゲ(Breguet)の物語は、1775年にアブラアン=ルイ・ブレゲ(Abraham-Louis Breguet)がパリのシテ島、ケ・ド・ロルロージュ(時計河岸)に工房を構えたことから始まります。彼は単なる時計師ではなく、物理学者やデザイナーとしての稀有な才能を併せ持っていました。

当時の時計は、重力の影響で精度が安定しないという致命的な課題を抱えていました。アブラアン=ルイ・ブレゲはこれを解決するために、時計の心臓部を回転させることで姿勢差による誤差を打ち消す「トゥールビヨン(Tourbillon)」を発明します。これは現代でも世界三大複雑機構の一つに数えられ、数千万円クラスのモデルに搭載される、機械式時計の到達点とも言える至高の技術です。

さらに彼は、カレンダーを自動で修正する「パーペチュアルカレンダー(Perpetual Calendar)」や、音で時刻を知らせる「ミニッツリピーター(Minute Repeater)」、衝撃から機械を守る「パラシュート(Pare-chute)」といった、現代の機械式時計の基礎となる機構を次々と考案しました。

彼の顧客リストには、歴史に名を残す名士たちが名を連ねています。フランス王妃マリー・アントワネット(Marie Antoinette)や、皇帝ナポレオン(Napoleon)、そしてナポリ王妃などが、彼の独創的でエレガントな時計に魅了されました。特にマリー・アントワネットのために製作が開始された「No.160(通称:マリー・アントワネット)」は、当時の持てる技術の粋を尽くした伝説的な懐中時計として知られています。アブラアン=ルイ・ブレゲが築き上げたのは、単なるブランドではなく、時計そのものの「スタンダード」だったのです。

■現代に息づく至高のコレクション - 人気モデル徹底解説

ブレゲ(Breguet)の時計には、一目でそれと分かる共通のデザインコードがあります。それらは200年以上前に考案されたものですが、今なお洗練された美しさを放っています。ここでは、ブランドを代表する主要なコレクションを詳しく紹介します。

【マリーン(Marine)】
「マリーン(Marine)」は、アブラアン=ルイ・ブレゲがフランス海軍御用達の時計師(オルロジェ・ドゥ・ラ・マリーヌ)に任命された歴史的背景をオマージュして誕生したコレクションです。かつての大航海時代、船の現在地を知るために極めて正確な時計(マリンクロノメーター)が必要不可欠でした。このシリーズは、その航海用時計の堅牢性と精度を受け継ぎながら、現代のライフスタイルに合わせたスポーティ・エレガンスを実現しています。特徴的なのは、文字盤に施された「波」を連想させる波状のギヨシェ(Guilloche:専用の旋盤を使って金属の表面に細かな模様を彫り込む装飾技法)彫りです。また、ケースサイドにはブレゲの象徴であるコインエッジ(硬貨の縁のような細かい溝)が施され、上品な高級感を演出しています。2018年には第3世代へと進化し、チタン素材の採用や独創的なラグ(ケースとストラップを繋ぐ部分)のデザインにより、ビジネスシーンからアクティブな休日まで幅広く対応する、ブランドで最も人気の高いモデルとなっています。

【クラシック(Classique)】
ブレゲ(Breguet)の神髄を最も純粋に体現しているのが「クラシック(Classique)」です。このコレクションは、創業者が確立したデザイン様式を忠実に再現しており、時代に左右されない究極のドレスウォッチとして君臨しています。その特徴は、余計な装飾を削ぎ落としたシンプルさと、細部に宿る圧倒的な職人技にあります。針の先端に穴が開いた「ブレゲ針(Breguet hands)」、独特の書体を持つ「ブレゲ数字(Breguet numerals)」、そして職人が手作業で彫り込む精緻なギヨシェ文字盤。これらの要素が組み合わさることで、完璧な視認性と芸術性が両立されています。超薄型モデルから複雑機構を搭載したモデルまでラインナップは多岐にわたりますが、どのモデルも「これこそが時計の原点」と感じさせる、凛とした気品を漂わせています。一生を共にするパートナーとして、世界中の時計愛好家から選ばれ続けている名品です。

【トラディション(Tradition)】
「トラディション(Tradition)」は、過去と未来を橋渡しする独創的なコレクションです。デザインの着想源となったのは、1796年にアブラアン=ルイ・ブレゲが発表した「スースクリプション(Souscription)」と呼ばれる懐中時計です。このコレクションの最大の特徴は、通常は文字盤の裏側に隠れているムーブメントのパーツを、表側(文字盤側)に露出させている点です。12時位置に小さなオフセンター文字盤を配置し、その周囲にテンプや歯車、パラシュート(耐衝撃装置)などの機構がダイナミックに配置されています。その姿はまるで「手首の上の建築物」のようであり、機械式時計の力強さと美しさを視覚的に楽しむことができます。伝統的な技法を用いながらも、見た目は極めてアバンギャルド(前衛的)であるという、ブランドの「革新性」を象徴する唯一無二のモデルです。

【タイプ XX(Type XX)】
ブレゲ(Breguet)はドレスウォッチのイメージが強いですが、実はクロノグラフ(ストップウォッチ機能付き時計)の分野でも輝かしい歴史を持っています。「タイプ XX(Type XX)」は、1950年代にフランス海軍航空隊のために開発されたパイロットウォッチを起源とするシリーズです。この時計の最大の特徴は、計測中にボタンを一度押すだけで即座にリセットと再計測を開始できる「フライバック(Flyback)」機能です。これは空中での連続的な任務遂行をサポートするために開発された本格的なプロ仕様のスペックです。デザインは無骨ながらもどこかエレガントで、回転ベゼルや蓄光塗料が塗布された大きなアラビア数字が、抜群の視認性を誇ります。2023年には約20年ぶりとなるフルモデルチェンジが行われ、第4世代が登場しました。軍用モデルの系譜を継ぐ「2057」と、民間モデルをベースにした「2067」が発表され、ヴィンテージ感と最新技術の融合が大きな話題を呼んでいます。

【クイーン・オブ・ネイプルズ(Reine de Naples)】
レディースウォッチの歴史を語る上で欠かせないのが「クイーン・オブ・ネイプルズ(Reine de Naples)」です。1810年、ナポリ王妃カロリーヌ・ミュラからの注文を受け、アブラアン=ルイ・ブレゲが製作した「史上初の腕時計」を現代に蘇らせたコレクションです。最も目を引くのは、美しい卵形のオーバルケースです。女性の手首をしなやかに、そして華やかに彩るこの形は、他ブランドにはない唯一無二の存在感を放きます。文字盤にはマザーオブパール(真珠母貝)やエナメル、ダイヤモンドが贅沢にあしらわれ、リューズ(時刻を合わせるつまみ)が4時位置に配置されるなど、遊び心のあるアシンメトリーなデザインも魅力です。機械式時計としての高い性能を保持しながら、ジュエリーとしての美しさを極めたこのモデルは、自立した大人の女性から圧倒的な支持を得ています。

■ブレゲ(Breguet)激動の歩み - 発明と再興の年表

1775年:アブラアン=ルイ・ブレゲがパリのシテ島にて自身の工房を設立。
1780年:自動巻き機構である「ペルペチュエル」を完成させ、オルレアン公に販売。
1783年:先端に穴を開けた「ブレゲ針」と、独特な書体の「ブレゲ数字」を考案。
1790年:世界初の耐衝撃装置「パラシュート」を開発。時計を落とした際の破損を防ぐ画期的な発明となる。
1795年:ブレゲの真贋を見分けるための「シークレット・シグネチャー(文字盤に刻印された隠し署名)」の導入を開始。
1801年:重力による精度の誤差を克服する「トゥールビヨン」の特許を取得。
1810年:ナポリ王妃のために、手首に装着するための「腕時計」を製作を開始し1812年に納品された。これが世界初の腕時計とされる。
1823年:アブラアン=ルイ・ブレゲ死去。息子のアントワーヌ=ルイ・ブレゲが継承。
1954年:フランス軍の要請により、パイロット用クロノグラフ「タイプ XX」を供給開始。
1970年:パリの宝飾商ショーメ(Chaumet)兄弟がブランドを買収。1976年には拠点をスイスのジュウ渓谷へ移し、機械式時計としての再興を図る。
1999年:世界最大の時計グループであるスウォッチ・グループ(The Swatch Group)の傘下に入る。ニコラス・G・ハイエックの指揮下で、伝統的な職人技と最新設備の融合が加速。
2005年:伝説のスースクリプションに着想を得た「トラディション」コレクションを発表。
2023年:第4世代となる新型「タイプ XX」を発表。現代的な自社製ムーブメントを搭載し、パイロットウォッチ市場で再び大きな注目を集める。

■不変のアイデンティティ - 伝統と革新を重んじるブランド哲学

ブレゲ(Breguet)が250年近くの間、時計界の頂点に立ち続けている理由は、その確固たるブランド哲学にあります。

まず挙げられるのが、「伝統と革新(Innovation and Tradition)」の両立です。ブレゲは自らの歴史を非常に大切にしています。現在販売されている時計の多くが、200年以上前に創業者が考案した意匠を採用しています。しかし、中身は決して古臭いものではありません。磁気の影響を受けにくい「シリコン製」のパーツをいち早く導入したり、高振動で精度を高める技術を開発したりと、常に業界の最先端を走り続けています。「過去の美学を、未来の技術で表現する」ことこそが、ブレゲの真骨頂です。

また、「職人技の継承」も欠かせない要素です。ブレゲの文字盤を彩るギヨシェ彫りは、今でも100年以上前の手動旋盤を使い、熟練の職人が一筋ずつ手作業で刻み込んでいます。この気の遠くなるような作業こそが、大量生産品には決して出せない奥行きと輝きを生み出すのです。さらに、一部のモデルで見られる「高温焼成エナメル(グラン・フー・エナメル)」などの伝統技法も大切に守られています。

そして、これら全てを統括するのが「普遍的なエレガンス」の追求です。流行を追うのではなく、100年後も美しいと思えるデザインを追求すること。その姿勢が、世代を超えて受け継がれる「真のラグジュアリー」を生み出しているのです。

■未来へ繋がる価値 - 資産としてのブレゲと今後の展望

現在、高級時計市場において、ブレゲ(Breguet)の価値はかつてないほど高まっています。世界五大時計の一角という揺るぎない格付けにより、その資産価値は、格式高いブランドとしての信頼を背景に、中古市場でも極めて安定した評価を得ています。特に「マリーン」や「タイプ XX」といったステンレススチール(SS)モデルは、日常使いしやすい実用性の高さから、中古市場でも常に高い需要があります。

また、近年注目されているのがヴィンテージ市場での盛り上がりです。オークションハウス(クリスティーズやサザビーズなど、高価な美術品や時計の競売を行う場所)では、アブラアン=ルイ・ブレゲ存命時の懐中時計や、初期の複雑時計が数億円で落札されることも珍しくありません。歴史的価値が証明されているブランドだからこそ、コレクターズアイテムとしてのポテンシャルは計り知れないものがあります。

今後の展望としては、スウォッチ・グループの強固な資本力を背景に、さらなる技術革新が期待されています。高精度を極めるための新素材の採用や、よりモダンにアップデートされたデザインの投入により、これまでの中心層であった時計愛好家だけでなく、感度の高い若年層の富裕層からも支持を広げていくでしょう。

ブレゲ(Breguet)を所有することは、単に時計を手に入れることではありません。それは、人類が積み上げてきた時間の歴史、そのものを受け継ぐことと同義なのです。手に取った瞬間に感じる重みと、細部まで研ぎ澄まされた美しさは、これからも変わることなく世界中の人々を魅了し続けるに違いありません。