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バーキンBIRKIN

バーキン
バーキンの誕生は1981年。パリからロンドンに向かう機内でイギリスの女優ジェーン・バーキンと偶然隣り合わせたエルメスの社長が、溢れんばかりに物が詰め込まれた彼女のバッグを見て、彼女の理想のバッグを作り上げた事が始まりであったことはあまりにも有名です。その原型となったバッグは1892年、馬の鞍を収めるサドルバッグとして製作された「オータクロア」でした。オータクロアをベースに底が平らで安定感があり、容量も充分でありながらエレガンスにもカジュアルにも持つことが出来る夢のバッグ製作過程に関わった女性たちからも大変人気があったと言われています。偶然の出逢いから生まれたバーキンは、今や世界中の女性が憧れるバッグ界の最高峰です。

バーキンの商品一覧

商品点数42
ランクAB
2026/09/11 入荷
【中古AB品】  エルメス バーキン25   ヴォーエプソン 新宿歌舞伎町店
エルメス
サイズ:約W25xH20xD13cm
¥2,780,000(税込)
ランクS
【未使用品】  エルメス バーキン25   ヴォークリスペトゴ 横浜関内店
エルメス
サイズ:約W25xH20xD13cm
¥4,350,000(税込)
ランクA
【中古A品】  エルメス バーキン35   ヴォークリスペトゴ 銀座
エルメス
サイズ:約W35xH25xD18cm
¥2,090,000(税込)
ランクA
【中古A品】  エルメス バーキン35   ヴォークリスペトゴ 新宿歌舞伎町店
エルメス
サイズ:約W35xH25xD18cm
¥3,080,000(税込)
ランクA
【中古A品】  エルメス バーキン25 ヒマラヤ   ニロティカス 横浜関内店
エルメス
サイズ:約W25xH20xD13cm
¥29,800,000(税込)
ランクN
【新品】  エルメス バーキン25   ヴォークリスペトゴ 元町本店
エルメス
サイズ:約W25xH20xD13cm
¥5,100,000(税込)
ランクN
【新品】  エルメス バーキン25   ヴォークリスペトゴ 横浜関内店
エルメス
サイズ:約W25xH20xD13cm
¥4,780,000(税込)
ランクN
【新品】  エルメス バーキン25   ヴォークリスペトゴ THE YOKOHAMA FRONT
エルメス
サイズ:約W25xH20xD13cm
¥3,750,000(税込)
ランクS
【未使用品】  エルメス バーキン25   ヴォークリスペトゴ 横浜関内店
エルメス
サイズ:約W25xH20xD13cm
¥4,700,000(税込)
ランクS
【未使用品】  エルメス バーキン25   ヴォークリスペトゴ 元町本店
エルメス
サイズ:約W25xH18xD13cm(実寸)
¥4,150,000(税込)
ランクS
【未使用品】  エルメス バーキン25   ヴォークリスペトゴ THE YOKOHAMA FRONT
エルメス
サイズ:約W25xH20xD13cm
¥3,780,000(税込)
ランクS
【未使用品】  エルメス ショルダーバーキンライト29   トワルアッシュ 銀座
エルメス
サイズ:約W29xH16xD13cm(実寸)
¥4,300,000(税込)
ランクS
【未使用品】  エルメス バーキン25   ヴォークリスペトゴ 銀座
エルメス
サイズ:約W25xH20xD13cm
¥4,330,000(税込)
ランクN
【新品】  エルメス バーキン25   ヴォークリスペトゴ 新宿歌舞伎町店
エルメス
サイズ:約W25xH20xD13cm
¥5,100,000(税込)
ランクS
【未使用品】  エルメス バーキン35   ヴォークリスペトゴ 銀座
エルメス
サイズ:約W35xH25xD18cm
¥4,290,000(税込)
ランクSA
【中古SA品】  エルメス バーキン25   ヴォースイフト 元町本店
エルメス
サイズ:約W25xH20xD13cm
¥2,620,000(税込)
ランクS
【未使用品】  エルメス バーキン30   トワルアッシュ THE YOKOHAMA FRONT
エルメス
サイズ:約W30xH22xD16cm
¥4,280,000(税込)
ランクA
【中古A品】  エルメス バーキン25   ヴォークリスペトゴ 横浜関内店
エルメス
サイズ:約W25xH20xD13cm
¥3,390,000(税込)
ランクN
【新品】  エルメス バーキン25   ヴォークリスペトゴ 新宿歌舞伎町店
エルメス
サイズ:約W25xH20xD13cm
¥4,500,000(税込)
ランクN
【新品】  エルメス バーキン25   ヴォークリスペトゴ 横浜関内店
エルメス
サイズ:約W25xH20xD13cm
¥4,280,000(税込)
ランクSA
【中古SA品】  エルメス バーキン25   ヴォークリスペトゴ 新宿歌舞伎町店
エルメス
サイズ:約W25xH20xD13cm
¥5,200,000(税込)
ランクS
【未使用品】  エルメス バーキン25   ヴォークリスペトゴ 元町本店
エルメス
サイズ:約W25xH20xD13cm
¥4,090,000(税込)
ランクB
【中古B品】  エルメス バーキン35   ヴォーグレネクシュベル 元町本店
エルメス
サイズ:約W35xH25xD18cm
¥1,850,000(税込)
ランクA
【中古A品】  エルメス バーキンタッチ25   ヴォークリスペトゴ 銀座
エルメス
サイズ:W25xH20xD13cm
¥6,290,000(税込)
ランクS
【未使用品】  エルメス バーキン30   ボックスカーフ 新宿歌舞伎町店
エルメス
サイズ:約W30xH22xD16cm
¥4,500,000(税込)
¥4,450,000(税込)
ランクN
【新品】  エルメス バーキン30   ヴォークリスペトゴ 横浜関内店
エルメス
サイズ:約W30xH22xD16cm
¥4,290,000(税込)
ランクS
【未使用品】  エルメス バーキン30   ヴォークリスペトゴ 元町本店
エルメス
サイズ:約W30xH22xD16cm
¥3,100,000(税込)
ランクN
【新品】  エルメス バーキン30   トリヨンクレマンス 新宿歌舞伎町店
エルメス
サイズ:約W30xH22xD16cm
¥3,780,000(税込)
ランクA
【中古A品】  エルメス バーキン30   ヴォーエプソン THE YOKOHAMA FRONT
エルメス
サイズ:約W30xH22xD16cm
¥2,620,000(税込)
¥2,580,000(税込)
ランクA
【中古A品】  エルメス バーキン25   ヴォークリスペトゴ THE YOKOHAMA FRONT
エルメス
サイズ:約W25xH20xD13cm
¥4,400,000(税込)
ランクA
【中古A品】  エルメス バーキン30   ヴォークリスペトゴ 横浜関内店
エルメス
サイズ:約W30xH22xD16cm
¥3,200,000(税込)
ランクN
【新品】  エルメス バーキン25   ヴォースイフト 銀座
エルメス
サイズ:約W25xH20xD13cm
¥4,580,000(税込)
ランクN
【新品】  エルメス バーキン25   ヴォークリスペトゴ 銀座
エルメス
サイズ:約W25xH20xD13cm
¥4,190,000(税込)
¥4,150,000(税込)
ランクA
【中古A品】  エルメス バーキン30   ヴォークリスペトゴ 銀座
エルメス
サイズ:約W30xH22xD16cm
¥3,130,000(税込)
¥3,100,000(税込)
ランクA
【中古A品】  エルメス バーキン30   トリヨンクレマンス THE YOKOHAMA FRONT
エルメス
サイズ:約W30xH22xD16cm
¥2,980,000(税込)
ランクN
【新品】  エルメス バーキン25   ヴォークリスペトゴ 銀座
エルメス
サイズ:約W25xH20xD13cm
¥4,150,000(税込)
¥4,120,000(税込)
ランクN
【新品】  エルメス バーキン25   ヴォークリスペトゴ 銀座
エルメス
サイズ:約W25xH20xD13cm
¥4,990,000(税込)
ランクAB
【中古AB品】  エルメス バーキン30ギリーズ   ヴォークリスペトゴ 元町本店
エルメス
サイズ:約W30xH26xD15cm(実寸)
¥2,280,000(税込)
¥2,230,000(税込)

エルメス(Hermes)

■馬具工房から始まった美の絶対領域 - エルメス(Hermes)が紡ぐ革新の歴史

脈々と受け継がれる伝統のステッチが、ラグジュアリーの概念を再定義する。

エルメスの眩い歴史の起源は、1837年にパリのバス=デュ=ランパール通り(rue Basse-du-Rempart)で創業され馬具工房にまで遡ります。創業者のティエリー・エルメス(Thierry Hermes)が目指したのは、当時のフランスをはじめとするヨーロッパの上流階級から高く評価される、品質と耐久性に優れた馬具を手掛けました。馬具制作において何よりも優先されるべきは、乗馬者の命を守る「耐久性」と「絶対的な安全性」です。ここで培われた妥協なき職人技こそが、のちに世界を魅了するエルメスのすべての製品に脈打つ揺るぎない基盤となりました。

その技術的中核の一つとなっているのが、馬具職人の伝統に由来する「クチュール・セリエ(saddle stitch/サドルステッチ)」です。2本の針を一本の糸の両端に通し、革の両側から一針ずつ交互に縫い進めるこの技法は、エルメスを象徴するクラフツマンシップの一つとなっています。万が一、一本の糸が切れたとしても解けない屈強な縫製は、美しさと実用性を高次元で融合させたエルメスの代名詞として確立されました。

20世紀初頭、3代目社長のエミール・モーリス・エルメス(Emile-Maurice Hermes)は、モータリゼーションの波によって自動車社会が到来し、馬車が衰退することを見抜きます。こ馬具制作で培った革加工技術を生かしながら、自動車の普及によって変化するライフスタイルに対応し、バッグや旅行用品などへと製品領域を広げていきました。

■機能美が生み出したアイコンたち - エルメスバッグの系譜とバーキン(Birkin)誕生秘話

偶然の一瞬から生まれたデザインは、世界中の女性が渇望する究極のマスターピースとなった。

エルメスが手掛けたバッグの歴史は、1892年に発表された「オータクロア(Haut a Courroies)」から始まります。馬の鞍(サドル)を収納して運ぶために作られたこの大型バッグは、縦長の堅牢なシルエットとフラップ(かぶせ蓋)、そしてそれを固定するクロア(ベルト)を備えており、後年に誕生するすべてのエルメスのバッグの原点(原形)となりました。

時代が下り、1923年にはカナダを訪れたエミール・モーリス・エルメス(Emile-Maurice Hermes)が自動車の幌を固定するパーツから着想を得て、エルメスが世界で初めてファスナーを採用したバッグとして知られる「ボリード(Bolide/旧ブガッティ)」を発表。1930年代には「サック・ア・クロア(Sac a courroie)」が登場、後にモナコ公妃グレース・ケリーが愛用したことから「ケリー」の名で知られるようになります。数々のアイコンバッグを世に送り出したエルメスはバッグ界における地位を不動のものとしていきます。

そして1984年、バッグ史に永遠に刻まれる奇跡の物語が訪れます。当時の5代目社長ジャン=ルイ・デュマ(Jean-Louis Dumas)は、パリからロンドンへ向かう航空機の機内で、イギリスの偉大なシンガーであり女優のジェーン・バーキン(Jane Birkin)と偶然隣り合わせになりました。当時、幼い娘を持つ母親でもあった彼女のバッグからは、無造作に詰め込まれた荷物が溢れ出そうになっていました。

「なぜ、あなたの望むすべての荷物が収まるエレガントなバッグがないのか」そう尋ねたデュマに対し、彼女は「自分の欲しいサイズのバッグが見つからないの」と答えます。その瞬間、デュマはスケッチを描き始めました。仕切りがなく、何でも放り込めて、開けたままでも優雅に持ち運べるバッグを作ろう。圧倒的な実用性と気品を両立させた「バーキン」が誕生した瞬間でした。

■完璧なるバリエーション - バーキン(Birkin)人気コレクションと派生モデル徹底解説

サイズと意匠の違いが描くのは、多様なライフスタイルに寄り添う究極の気品。

バーキンの魅力は、その誕生背景にある実用性と美しさを維持しながら、使う人のスタイルに合わせて多彩な展開を見せている点にあります。ここでは、現在でも世界のコレクターやファッション愛好家から絶大な支持を集める代表的なサイズと希少な派生コレクションについて詳しく解説します。

【Birkin 25】
横幅25cm、高さ20cm、マチ13cmの小ぶりなサイズ感でありながら、圧倒的な存在感を放つこのモデルは、近年のミニバッグブームの象徴として世界中で需要が集中しており、コンパクトな長財布やスマートフォン、リップなどの必需品が美しく収まります。パーティーやドレスアップした夜の装いにはもちろん、カジュアルなスタイリングにもエレガントなアクセントを加えてくれます。小さくともクジュー・セリエ(サドルステッチ)の技法やパーツの作り込みは一切妥協されておらず、エルメスのクラフツマンシップが凝縮された手のひらサイズの芸術品として、二次流通市場でも高い人気を誇ります。

【バーキン30(Birkin 30)】
横幅30cm、高さ22cm、マチ16cmという、収納力と携帯性のバランスに優れた、定番サイズです。長財布やコスメポーチ、500mlのペットボトルまでも余裕を持って収納できる優れた実用性を備えながら、主張しすぎない絶妙なサイズバランスを維持しています。普段のお出かけからビジネスシーン、格式高いフォーマルな場まで、あらゆるシチュエーションを優雅にカバーできるため、ファーストバーキンとして選ばれることも多くあります。時代や流行に左右されることなく長年愛され続ける、まさにバーキンの核となる普遍的なモデルです。

【バーキン35(Birkin 35)】
横幅35cm、高さ25cm、マチ18cmの大きさを誇り、バーキンのクラシックサイズとして長く親しまれてきた35cmサイズ。A4サイズの書類やタブレット、ノートPCなどがスムーズに収納できる圧倒的な容量を持ち、世界中のジェットセッターや働く女性たちから長年にわたり圧倒的な信頼を獲得してきました。しっかりとした存在感があり、ジャケットスタイルやパンツスーツとの相性も抜群です。ヨーロッパやアメリカなどの海外市場では特に伝統的な人気が高く、使うほどに革が馴染み、上質なヴィンテージの風合いを増していく過程を最も深く楽しめるサイズと言えます。

【バーキン40(Birkin 40)】
横幅40cm、高さ30cm、マチ21cmという大容量を生かし、男性にも愛用されるサイズとして人気のバーキン40。ビジネスの重要な書類やPCの持ち運びはもちろん、1泊2日程度の小旅行や出張にも対応できる実用性を備えています。手首に掛けるだけでなく、肘や手に持った際の圧倒的なオーラは他の追随を許さず、体格の良い方やスタイリッシュな大容量バッグを求めるコレクターにとって、唯一無二のステータスシンボルとなっています。

【バーキン3in1(Birkin 3in1)】
2021年に発表され、伝統あるバーキンのデザインに現代的な革新をもたらした話題作です。「3in1(スリーインワン)」の名の通り、キャンバス地とレザーで構成された内側のポーチが独立し、単体のトートバッグやフラップ(蓋)付きのクラッチバッグとしても使用できる幾何学的な構造美を備えています。本体レザー枠組みとポーチを合体させれば従来のバーキンとして機能し、解体すれば全く異なるスタイルのバッグへと変貌します。1つのバッグで3通りの表情を楽しめる機能性と、エルメスの高度な仕立て技術が融合した、新たな時代の傑作です。

【バーキンヴェルソ(Birkin Verso)】
「Verso(ヴェルソ)」とはフランス語で「裏面」「背後」を意味し、バッグの外側のレザーカラーと内側のライニング(裏地)のカラーに異なる配色を施したバイカラー(2色使い)仕様の特別ラインです。フラップを開けた際や、歩行時に内側の異なるカラーが覗くデザインになっており、さりげない遊び心と洗練された色彩感覚を演出します。シックな定番カラーの外観から鮮やかな内装が覗くコントラストは、所有する者だけが感じられる密かな贅沢として、人とは違う個性を表現したいコレクターから高い人気を集めています。

【キャンディバーキン(Candy Birkin) / ギリーズ(Ghillies)】
限定コレクションとして誕生した「キャンディバーキン(Candy Birkin)」と「ギリーズ(Ghillies)」は、コレクターズアイテムの代表格です。キャンディバーキンはポップで鮮やかなカラーリングに内装のバイカラー、アンドシルバー金具を組み合わせた華やかなラインです。一方のギリーズは、スコットランドの伝統靴の装飾から着想を得たパンチング(メダリオン)加工が革の縁に施された意匠性の高い逸品です。どちらも限られた期間・数量でしか生産されなかったため、オークション市場や二次流通市場において非常に高い希少価値を維持しています。

■最高峰の足跡 - エルメスバッグとバーキン(Birkin)進化の歴史年表

時代を超えて輝きを増す、名作たちが刻んだ歴史的瞬間。
1892年:【オータクロア】誕生。馬具(サドル)を収納して運ぶための大型バッグとして開発され、すべてのエルメスバッグのデザインベースとなる。
1923年:【ボリード】誕生。エミール・モーリス・エルメスが自動車の幌パーツから着想を得て、世界で初めてバッグにファスナーを採用。
1935年:【ケリー(原名:サック・ア・クロア)】誕生。1950年代にモナコ王妃グレース・ケリーが愛用したことで後に「ケリー」へと改名される。
1984年:【バーキン】誕生。ジャン=ルイ・デュマ社長とジェーン・バーキンの航空機内での運命的な出会いから、収納力と気品を兼ね備えたバッグとして完成。
2009年:【バーキン・シャドウ】登場。バーキンのフォルムをトロンプルイユ(だまし絵)の発想で再解釈したモデル。
2011年:【キャンディバーキン】登場。ポップなカラーリングと遊び心溢れるバイカラー仕様で世界を魅了。
2021年:【バーキン 3in1】発表。ポーチとフレームが独立・合体する画期的な構造を持ち、伝統のクラフツマンシップとモダンデザインの完全なる融合を証明。

■1人の職人が吹き込む生命 - 一切の妥協を許さないエルメスのクラフツマンシップ

裁断から最後の仕上げまで、単一の職人の手が宿す確信的な情熱。

一般的な高級ブランドの多くが、効率化を目指して工程ごとに作業を分割する「分業制」を採用するなか、エルメスは現在においても創業以来の「単一職人制」を貫いています。エルメスでは「一人の職人が一つのバッグを担当する」という考え方を大切にしており、職人自身が多くの工程を一貫して手掛け、完成品の品質に責任を負います。

完成した製品には製造時期や職人・工房などを識別するための刻印が施されてきました。これは単なる識別記号ではなく、その職人が自身の誇りと名誉をかけて仕上げた証であり、命を吹き込んだ真の美術品であることの証明なのです。

また、バーキンのデザイン構造には、機能性と美しさを極限まで突き詰めた独自の構造美が存在します。フラップ(かぶせ蓋)をバッグの内側に押し込み、ハンドルにクロア(ベルト)をゆるやかに掛けた状態にすれば、口が大きく開いたトートバッグのように「何でも放り込める」優れた実用性を発揮します。一方で、フラップを閉じてカデナ(南京錠)を施せば、格式高いエレガンスを漂わせるフォーマルバッグへと昇華します。仕切りを一切設けない広いコンパートメント(内部空間)は、ジェーン・バーキン(Jane Birkin)の「雑多に物を入れても様になるバッグが欲しい」という願いを現代に伝え続けています。

さらに特筆すべきは、一生モノを約束する完璧なアフターサービス体制です。エルメスでは、自社で制作されたバッグであれば状態や内容に応じて修理・修復を受けられる場合があります。糸のほつれ直しや革の塗り直し、パーツの交換までを一品一品丁寧に行い、世代を超えて親から子へ、子から孫へと受け継がれていく製品作りを徹底しています。買ったら終わりではなく、時を重ねるごとに愛着が深まる「永遠の命」を与えるアフターケアこそが、エルメス哲学の真骨頂なのです。

■実用できる究極のラグジュアリー - バーキン(Birkin)が誇る価値と今後の展望

手にした瞬間から、使うほどに愛着が深まり、時を重ねるほどその存在感を増していく。バーキンが長年にわたって世界中の人々を魅了し続ける理由は、希少性だけではありません。

現代のラグジュアリー市場において、バーキンはひときわ高い存在感を放つバッグの一つです。熟練した職人による手仕事を経て、一つひとつ丁寧に仕立てられることに加え、世界的な人気と供給の限られた性質から、二次流通市場においても高い需要を維持しています。カラーや素材、サイズ、製造年代、コンディションなどによって市場での評価が大きく異なる点も、長年にわたりコレクターを惹きつけてきた理由の一つです。

しかし、バーキンの価値を市場価格だけで語ることはできません。実際に手に取り、日々の装いに合わせ、荷物を入れて持ち歩く。その一方で、丁寧に使い続けることで革の表情が変化し、自分だけの一品へと育っていく。鑑賞するだけではなく「使うこと」そのものが価値になるからこそ、バーキンは単なるコレクターズアイテムを超えた存在として愛され続けています。

また、エルメスの魅力は、製品を長く使い続けることを前提としたものづくりにもあります。革の種類によって、柔らかさや艶、色合い、質感など異なる経年変化を楽しめるのも、天然素材ならではの魅力です。多少の傷や使用感さえも、そのバッグと過ごした時間を刻む個性となり、やがて唯一無二の表情へと変わっていきます。

さらに、修理やメンテナンスを通じて、一つの製品をできるだけ長く使い続けるというエルメスの姿勢も、現代の価値観と響き合います。高品質な素材を用い、職人の手仕事によって生み出されたものを、手入れしながら長く愛用する。そこには、大量生産・大量消費とは異なる、ラグジュアリーの本質ともいえる考え方があります。

流行によって価値が決まるのではなく、長い歴史に裏打ちされたクラフツマンシップと、持つ人それぞれの物語によって価値が育っていく。バーキンが特別なのは、まさにその点にあるのではないでしょうか。

これからも時代やライフスタイルが変化していくなかで、バーキンは単なる「高価なバッグ」という枠を超え、受け継ぎ、使い込み、そして次の世代へとつないでいける、現代を代表するタイムレスなラグジュアリーとして、その存在感を放ち続けることでしょう。

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