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エブリンEVELYNE

エブリン
1837年にパリの馬具工房として産声を上げた「エルメス(Hermes)」。ナポレオン3世をはじめとする貴族に愛された卓越した職人技は、自動車時代の到来と共にバッグや財布へと形を変え、世界最高峰のラグジュアリーメゾンへと進化を遂げました。その歴史の中で、バーキンやケリーと並び、圧倒的な支持を集めるアイコンバッグが「エブリン(Evelyne)」です。1978年に誕生したエブリン(Evelyne)のルーツは、意外にも「馬具ケア用品入れ」。象徴的な「H」のパンチングは、実は濡れたブラシを乾かすための通気孔という、徹底した「機能美」から生まれたデザインでした。この「用の美」を体現したスタイルが、現代では大人のカジュアルを彩る洗練されたアイコンとして、世界中のファッショニスタを魅了しています。現在は、ストラップ調節が可能な「エブリン3(Evelyne III)」を中心に、ミニバッグとして入手困難な「TPM(16)」、定番の「PM(29)」、男性にも人気の「GM(33)」と多彩なサイズを展開。トリヨンクレマンス等の最高級レザーが生み出す堅牢性と、エトゥープやブラックといった普遍的なカラーリングは、中古市場でも資産価値が落ちない「一生もの」の輝きを放ちます。気負わないラグジュアリーを叶えるエブリン(Evelyne)。最高峰の素材が織りなす軽やかな使い心地と、エルメスが誇る伝統の職人技を、ぜひご自身の手でご体感ください。

エブリンの商品一覧

商品点数14
ランクN
2026/03/13 入荷
【新品】  エルメス エブリンTPMアマゾン   トリヨンクレマンス 新宿歌舞伎町店
エルメス
サイズ:約W17xH18xD5.5cm
¥498,000(税込)
ランクA
【中古A品】  エルメス エブリンPM   トワルアッシュ 新宿歌舞伎町店
エルメス
サイズ:約W28xH29xD8cm
¥298,000(税込)
ランクA
【中古A品】  エルメス エブリン3PM   トリヨンクレマンス 横浜関内店
エルメス
サイズ:約W29xH28xD8cm
¥620,000(税込)
ランクN
【新品】  エルメス エブリンTPMアマゾン   トリヨンクレマンス 銀座
エルメス
サイズ:約W17xH18xD5.5cm
¥520,000(税込)
ランクA
【中古A品】  エルメス エヴリン3GM   トリヨンクレマンス 横浜関内店
エルメス
サイズ:約W29xH28xD8cm
¥385,000(税込)
ランクSA
【中古SA品】  エルメス エブリンTPMアマゾン   グリズリー 横浜関内店
エルメス
サイズ:約W17xH18xD5.5cm
¥407,000(税込)
ランクS
【未使用品】  エルメス エブリン3PM   トリヨンクレマンス 元町本店
エルメス
サイズ:約W29xH28xD8cm
¥627,000(税込)

エブリン(Evelyne)

■最高峰のメゾン、その原点 - エルメス(Hermes)の歴史と伝統

エルメス(Hermes)という名は、高級皮革製品の代名詞として世界中に知れ渡っていますが、その歩みは一軒の馬具工房から始まりました。

馬具工房としての出発点
1837年、ティエリ・エルメス(Thierry Hermes)がフランス・パリのバス・デュ・ルンパール通りに馬具工房を開いたことがすべての始まりです。当時、彼が作り出す鞍(くら)や頭絡(とうらく)といった馬具は、その機能性の高さと類まれなる美しさから、ナポレオン3世(Napoleon III)をはじめとする欧州各国の王侯貴族に愛用されました。この時期に培われた「馬の安全と乗り心地を最優先する」という哲学が、現在のエルメス(Hermes)の製品作りにも深く根付いています。

革新と伝統の両立
1900年代に入り、自動車産業が急速に発展すると、エルメス(Hermes)は大きな転換期を迎えます。3代目当主のエミール・モーリス・エルメス(Emile-Maurice Hermes)は、馬車の時代の終焉と自動車時代の到来をいち早く予見しました。彼は馬具製作で培った高度な皮革加工技術を応用し、バッグや財布、ベルトといった旅行用品やライフスタイル製品へと事業をシフトさせたのです。この大胆な方向転換が、エルメス(Hermes)を世界最高峰のメゾンへと押し上げる契機となりました。

職人技の継承
エルメス(Hermes)の製品がなぜこれほどまでに特別視されるのか。その理由は、一人の職人が一つの製品を最初から最後まで責任を持って仕上げる「クオリティへの偏執的なこだわり」にあります。これは「アルティザン(Artisan)」または「セリエ(Sellier / 馬具職人)」と呼ばれる熟練した職人による手仕事であり、ミシン目一つ、コバ(革の裁断面)の磨き一つに至るまで、一切の妥協が許されません。この職人魂こそが、流行に左右されない普遍的な価値を生み出しているのです。

■機能から生まれたアイコン - エブリン(Evelyne)の誕生と歩み

エルメス(Hermes)のバッグの中で、バーキン(Birkin)やケリー(Kelly)と並んで高い支持を得ているのがエブリン(Evelyne)です。しかし、その誕生の背景は他のエレガントなバッグとは少し異なります。

馬具ケア用品入れとしての誕生
エブリン(Evelyne)が登場したのは1978年のことです。当時のエルメス(Hermes)の乗馬部門の責任者であったエブリン・ベルトラン(Evelyne Bertrand)の名を冠して発表されました。驚くべきことに、このバッグは元々、馬のブラッシングに使用するブラシやスポンジ、蹄鉄(ていてつ)の手入れ道具などを運ぶための「馬具専用バッグ」として設計されました。そのため、両手を自由に使えるショルダータイプであり、素材も頑丈なものが選ばれたのです。

象徴的な「H」のパンチングの秘密
エブリン(Evelyne)を象徴するデザインといえば、中央に大きく配された「H」のパンチング(穴あき)模様です。現在でこそエルメス(Hermes)の頭文字を示すスタイリッシュなロゴとして認知されていますが、本来の目的は「通気性」にありました。濡れたままのブラシやスポンジを収納した際、バッグ内部に湿気がこもらないよう、空気を循環させて道具を乾かすための機能的な工夫だったのです。ちなみに、本来の用途ではこの「H」の面を体側(内側)に向けて持つのが正解とされていました。

日常使いのアイコンへ
道具入れとしての実用性を極めたエブリン(Evelyne)は、その使い勝手の良さと「H」ロゴのシンプルながらも力強いデザインから、次第に日常使いのバッグとして注目を集めるようになります。軽快なキャンバスストラップと、体にフィットする独特のフォルムは、従来の高級バッグにはなかった「大人のカジュアル」という新しい価値観を提示しました。こうしてエブリン(Evelyne)は馬小屋を飛び出し、パリの街角から世界中のファッショニスタの肩へと広がっていったのです。

■進化し続ける名品 - 人気のコレクションとサイズバリエーション

エブリン(Evelyne)は誕生から現在に至るまで、ユーザーの利便性を追求して細かな改良が重ねられてきました。現在、市場で見かけるモデルは主に3つの世代に分類されます。

[世代別の進化]
【エブリン1(Evelyne I)】
1978年に誕生した初期モデル。構造は非常にシンプルで、ショルダーストラップの長さ調節ができず、背面(Hロゴの裏側)にポケットも付いていません。ヴィンテージ市場で時折見かける、クラシックな趣が魅力のモデルです。

【エブリン2(Evelyne II)】
2000年代前半に登場した第2世代です。最大の特徴は、バッグの背面に大きなオープンポケットが追加された点です。これにより、スマートフォンや定期入れなど、頻繁に出し入れする小物をスムーズに収納できるようになり、実用性が一気に向上しました。

【エブリン3(Evelyne III)】
現在、正規店で販売されている現行モデルが3にあたる「トロワ(Trois)」とも呼ばれるモデルです。エブリン2(Evelyne II)の機能に加え、ショルダーストラップの長さ調節が可能になりました。使う人の身長やコーディネートに合わせて、短めの肩掛けから長めの斜め掛けまで自由自在に調整できるようになったことで、エブリン(Evelyne)の完成形と言われるようになりました。

[サイズバリエーション]
【エブリン・TPM(Evelyne TPM 16)】
「TPM」とは「Tres Petit Modele(とても小さなモデル)」の略称です。横幅は約16cmと非常にコンパクトで、近年のミニバッグトレンドを牽引する存在となっています。スマートフォンと小さな財布、リップが入る程度の容量ですが、その可愛らしいフォルムから現在エルメス(Hermes)で最も入手困難なモデルの一つです。
【エブリン・PM(Evelyne PM 29)】
「PM(Petit Modele)」は、エブリン(Evelyne)の中で最も人気のある定番サイズです。横幅約29cmで、B5サイズのノートや長財布、ポーチなどが余裕を持って収まります。デイリーユースに最適なボリューム感で、オンオフ問わず活躍する万能なサイズとして親しまれています。

【エブリン・GM(Evelyne GM 33)】
「GM(Grand Modele)」は、横幅約33cmの大容量モデルです。A4サイズの書類も収納可能なため、ビジネスシーンや小旅行にも対応できます。その存在感のある大きさから、男性の愛用者が非常に多いのもこのサイズの特徴です。

[派生モデルの魅力]
【エブリン・アマゾン(Evelyne Amazon)】
主にTPMサイズで展開されているモデルで、バッグ本体の色とは異なるマルチカラーのキャンバスストラップが付属しています。鮮やかな配色のストラップがアクセントとなり、よりスポーティでモダンな印象を与えてくれます。
※フランス語読みで「アマゾーヌ(Amazone)」と表記されていることもあります。

【エブリン・セリエ(Evelyne Sellier)】
2010年代中盤に登場した「セリエ」は、エブリン(Evelyne)のカジュアルなイメージを一新したドレッシーなモデルです。象徴的な「H」のパンチングをあえて行わず、ステッチや型押しで「H」を表現しています。また、通常のモデルが「内縫い(柔らかい質感)」なのに対し、セリエは「外縫い」に近いカッチリとした作りが特徴で、フォーマルな装いにもマッチします。
※フランス語読みで「セルリエ(Sellier)」と表記されていることもあります。

■エブリン(Evelyne)の変遷年表

エブリン(Evelyne)が歩んできた約半世紀の歴史を、重要なトピックとともに振り返ります。
1978年:乗馬部門責任者エブリン・ベルトラン(Evelyne Bertrand)により、馬具ケア用品入れとして「エブリン1(Evelyne I)」が誕生。
2000年代前半:ユーザーの要望に応える形で、バッグ背面に外部ポケットを装備した「エブリン2(Evelyne II)」が発表される。
2000年代中盤:ショルダーストラップに調節金具(アジャスター)が付き、体型やスタイルに合わせた調整が可能な「エブリン3(Evelyne III)」が登場。これにより、現在の主流となるデザインが確立。
2010年代前半:キャッシュレス化やファッションのミニマル化に伴い、最小サイズの「エブリン・TPM(Evelyne TPM)」が注目を集め始める。
2010年代後半:外縫い仕様でよりシャープな印象の「エブリン・セルリエ(Evelyne Sellier)」が発表され、バリエーションが拡大。
現在:エブリン・TPM(Evelyne TPM)が世界的な爆発的人気を博し、正規店でのフリー在庫(予約なしでの購入)が極めて困難な「プレミアムアイテム」としての地位を確立。

■ブランド哲学:エブリン(Evelyne)に宿るスピリット

エルメス(Hermes)の製品には、単なる「高級品」という言葉では片付けられない深い哲学が宿っています。エブリン(Evelyne)もまた、その精神を色濃く反映しています。

「機能美」の体現
柳宗悦が提唱した「用の美」という言葉がありますが、エブリン(Evelyne)ほどこの言葉が似合うバッグはありません。通気孔という純粋な機能から生まれたパンチングが、時を経てブランドを象徴する究極のデザインへと昇華されました。装飾のための装飾ではなく、意味のある形が結果として美しく見える。これこそが、エルメス(Hermes)が追求し続けている機能美の正体です。

普遍的なカジュアル
バーキン(Birkin)やケリー(Kelly)が、持つ人に「格」や「緊張感」を求めるバッグであるならば、エブリン(Evelyne)は持つ人に「自由」と「軽やかさ」を与えてくれる存在です。高級素材を惜しみなく使いながらも、あえてリラックスした雰囲気で持ちこなす。その「抜け感」こそが、真のラグジュアリーを知る大人たちに選ばれる理由です。

世代を超えて受け継がれる堅牢性
エブリン(Evelyne)には、トリヨンクレマンス(Taurillon Clemence)やヴォー・エプソン(Veau Epsom)といった、耐久性に優れたレザーが主に用いられます。特にトリヨンクレマンス(Taurillon Clemence)は、雄牛の革で傷がつきにくく、使い込むほどに柔らかく肌に馴染んでいく特性があります。丁寧なメンテナンスを施せば、親から子へと、世代を超えて受け継いでいくことができるのです。

■資産価値と今後の展望 - 投資対象としてのエブリン(Evelyne)

近年、エルメス(Hermes)のバッグは「身につける資産」としての側面が強まっています。エブリン(Evelyne)もその例外ではありません。

安定したリセールバリュー
エブリン(Evelyne)の中古市場における価値は非常に安定しています。特に「ブラック(Noir)」や「エトゥープ(Etoupe)」といった定番カラー、そして現在トレンドの「TPMサイズ」に関しては、中古市場での取引価格が定価に近い、あるいは未使用品であれば定価を上回るケースも珍しくありません。エルメス(Hermes)独自のカラーリングは、年式が古くても色褪せない魅力を持っているため、買い替えの際の下取り価格が高いことも大きなメリットです。

ジェンダーレス需要の拡大
近年のファッション界における大きな流れである「ジェンダーレス(Genderless)」も、エブリン(Evelyne)の人気を後押ししています。装飾を削ぎ落としたシンプルな長方形のフォルムは、男性が持っていても非常にスマートです。特にGMサイズやPMサイズをメッセンジャーバッグのように斜め掛けする男性が増えており、今後さらにユニセックスバッグとしての地位が強固なものになるでしょう。

今後の展望
エルメス(Hermes)は、どれほど需要が高まっても大量生産を行わない姿勢を貫いています。職人の育成には長い年月がかかるため、供給数が劇的に増えることはありません。カジュアルなライフスタイルが世界的に定着し、バッグに軽快さと機能性が求められる今の時代において、エブリン(Evelyne)の価値が下がることは考えにくいでしょう。今後も「投資価値のあるデイリーバッグ」として、世代を問わず憧れの的であり続けるはずです。

エブリンは、エルメスのなかでも稀有な存在です。バーキンのような圧倒的な存在感や、ケリーのような緊張感はありません。しかし、馬のブラシを乾かすための「穴」が、時を経てこれほどまでに美しいデザインとして愛されている事実は、エルメスが重んじる「用の美」そのものです。

最高の素材と技術を、あえて気負わずに日常で使い倒す。そんな贅沢な矛盾を叶えてくれるエブリンは、これからも私たちの肩に寄り添い、共に時を刻んでいくことでしょう。
HERMES MODEL LIST